公益財団法人馬事文化財団

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春季特別展 根岸競馬場開設150周年記念
ハイカラ ケイバ ・・・ を初めて そうろう

2016年6月30日

旧根岸競馬場は、わが国初の本格的競馬施設として1866年(慶応2)に開設されて以来、150周年を迎えます。これを記念し馬の博物館では特別展を開催いたします。

本展では、"根岸競馬場"の建設から、戦後の連合軍占領を経て、2009年(平成21)に国によって根岸森林公園(旧横濱競馬場及び一等馬見所)を「近代化産業遺産」に指定された歴史・沿革をたどります。また、活躍された人馬をご紹介するとともに、競馬場ゆかりの作家や馬場内のゴルフ場、さらに明治天皇の行幸史・天皇賞のルーツとなった御下賜品競走の概要、根岸競馬場一等馬見所(スタンド)の設計者J. H. モーガンを特集します。


展覧会概要

会期:
平成28年6月4日(土)~8月7日(日)
会場:
馬の博物館 第2・3展示室
開館時間:
10時~16時30分(入館は16時まで)
休館日:
毎週月曜日(ただし7月18日は開館)、7月26日(火)
入館料:
大人200円、小中高生30円、団体(20名以上)半額
※障がい者手帳等をお持ちの方は無料(付添いの方は半額)
※毎週土曜日は小中高生無料
後援:
NHK横浜放送局、神奈川新聞社、横浜開港資料館、横浜郷土史団体連絡協議会、日本中央競馬会
協力:
米海軍横須賀基地司令部
お問い合わせ:
045-662-7581

イベント案内パンフレットダウンロード(画像をクリックしてください)

見どころ

    日本の洋式競馬のルーツをより深くご紹介
    根岸競馬場開設150周年という節目にあたり、日本の洋式競馬のルーツであり、やがて外交・政治と密接に関わった、根岸競馬場での競馬について、本展で改めてご紹介いたします。
    本邦初公開となる資料が満載!
    新発見!"イチ"の愛称で親しまれた大野市太郎騎手のご紹介
    明治期に根岸競馬場で居留外国人と競い合い、最も活躍した日本人騎手、その名は大野市太郎。同騎手はこれまで一度も書籍や雑誌などに詳しく紹介されてきませんでした。本展では、本人の写真初披露を含め、伝説の名騎手の全貌を明らかにいたします。
    根岸競馬場にて活躍した駿馬たちの初公開資料を紹介
    戦前で幕を閉じたため根岸競馬場で活躍していた駿馬たちは、これまで馬名や成績など文字情報でしか紹介されなかった競走馬が多く、今回初めて写真や絵画資料が登場する優駿たちも注目のポイントです。
    このほか、根岸競馬場に関する実物資料が豊富に
    ジョルジュ・ビゴーが描いた根岸競馬の諷刺漫画が登場
    これまで根岸競馬場の様子を伺うことのできる資料として、チャールズ・ワーグマンが描いた諷刺漫画誌をご紹介してきましたが、これに加えてフランス人漫画家ジョルジュ・ビゴーが描いた諷刺漫画を新たにご紹介いたします。
    当時の貴重な優勝賞品などを一堂に会します
    金銀銅象嵌銅製花瓶、帝室御賞典花盛器、競馬法(旧)実施十年記念花瓶、横浜市長杯、馬政第二次計画実施記念カップなど貴重な優勝カップが並ぶほか、着色絵葉書、小型印押印葉書など珍しい絵葉書を一堂に会します
    「画像ギャラリー」も設置
    関係各機関各個人の方からお借りした貴重な根岸競馬(施設・人・馬)の写真を集めました。根岸競馬関連の写真がスライドショー(一定の間隔で写真が移行します)でモニター画面に映し出されます

展示構成

根岸競馬場の沿革・歴史〔馬場内ゴルフ場も解説〕
根岸競馬で活躍した人馬の紹介〔根岸競馬ゆかりの文化人も登場〕
根岸競馬御下賜品競走の紹介と明治天皇行幸史
〔特別編〕「平成の楯男こと・武豊騎手につながる御下賜品競走の縁」
明治期の競馬界における功労者・園田実徳の弟で、武豊騎手の曽祖父彦七は、函館桔梗の園田牧場で場長を務めました。同牧場は根岸の帝室御賞典優勝馬を生産しています。こうした根岸競馬と園田・武家と御賞典競走・天皇賞を連関させて解説します
根岸競馬場一等馬見所(スタンド)の紹介
根岸競馬残照・多大なる遺産(今日の近代日本競馬の礎となり、承継されている数々の遺財として、現在の日本競馬に影響を与えた根岸競馬に関連する事柄を列挙します)

主な展示資料

根岸競馬の父 キングドンの勝利
「ジャパン・パンチ」1878年(明治11)11月号
チャールズ・ワーグマン画 ライバル、ストラチャンを見事撃破するキングドン
神崎利木蔵騎手肖像写真と使用帽
馬の博物館蔵
初公開
帝室御賞典(明治40年根岸春季競馬)優勝馬メルボルン二世号と神馬惣策騎手記念写真
同馬は豪州産の鹿毛の牝馬。写真が収まった額の上部には御賞典花盛器のデザインが配されている
JRA競馬博物館蔵
初公開
横浜市長杯
純銀 サムライ商会制作 1932年(昭和7)秋季 個人蔵
初公開
最後の開催となったポスター
タイトルは時局を反映している
1942年(昭和17)秋季 横浜都市発展記念館蔵

グッズ情報

展覧会図録[1冊750円(税込)]を販売しています。
郵送販売も承っておりますので、ご希望の場合は馬の博物館学芸部(TEL : 045-662-8105)までお問合せください。
※なお、在庫切れの場合がございますので、ご容赦ください