公益財団法人馬事文化財団

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テーマ展
「馬の『解体新書』」

2019年5月10日

1774年、杉田玄白らによって記された『解体新書』は、西洋医学を紹介した初の翻訳書としてよく知られています。ヒトの骨格、臓器をリアルに描いた本書は、東洋医学が中心だった当時の人びとに大きなインパクトを与えました。

馬の医学書である馬医書も、東洋の馬医術に由来するものでした。その一方で、1851年には、わが国初の本格的な解剖書である『解馬新書』が刊行されます。『解馬新書』の登場は、日本の馬医学にも西洋の〈知〉が流入してきたことを意味しました。

本展覧会では、馬医書に描かれたコミカルな馬のイラストや精緻な解剖図、馬体模型や腸結石など、馬の“カラダ”にまつわる一品をご紹介します。江戸時代の人びとがみていた馬の“カラダ”を、ぜひ追体験してみてください。

【展覧会概要】

展覧会名
テーマ展「馬の『解体新書』」
会期
5月18日(土)~7月21日(日)
会場
馬の博物館 第2展示室
開館時間
10:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料
大人100円、小中高校生30円

※団体(20名以上)半額

※障がい者手帳をお持ちの方は無料

※毎週土曜日は小中高校生無料

会期中の休館日
月曜日(ただし、7月15日は開館し、翌16日は休館)

【トピックス】

馬医書のコレクションを一挙に公開
日本有数の数を誇る当館所蔵の馬医書をパネル展示します。
珍しい江戸時代の治療道具を展示
獣医の家に残る爪切刀、馬針、焼きごてなどをご紹介します。
骨格標本など実物資料も多数展示
骨格標本や腸結石など、実物資料からも馬のカラダに迫ります。

【主な展示資料】

馬之書
斉藤仲重撰 天明7年(1787)4月写
馬の博物館蔵
解馬新書 巻之二
菊池東水編 嘉永4年(1851)11月序
馬の博物館蔵
腸結石
馬の博物館蔵