馬事文化財団について
公益財団法人 馬事文化財団創立40周年のご挨拶
馬事文化財団は、1976年(昭和51)、馬や馬文化に関する、幅広い知識の普及とその業務が競馬の健全な発展に資する事を目的として創立され、翌1977年(昭和52)から、我が国初の本格的な洋式競馬場・旧根岸(横浜)競馬場の跡地の一画に設けられた根岸競馬記念公苑で馬の博物館及びポニーセンターの管理運営に携わってまいりました。 加えて、1991年(平成3)より日本中央競馬会が設けた東京競馬場内のJRA競馬博物館、2011年(平成23)より東京・新橋と大阪・梅田の情報発信施設・競馬振興会館(Gate J.)の管理運営に携わり、さらに、馬にゆかりの深い伝統行事を行う団体及び日本在来馬種の保存活動を行う団体に助成を行っています。
馬の博物館では、古くから馬と人とが深い関わりを持ち続けたことを示す様々な資料を収集・保存し、特別展示や企画展示等にてご紹介しております。
ポニーセンターでは、きゅう舎での馬の飼養の様子を自由に見学できるようにし、恒例の行事として、毎週土曜日にお客様の手で馬に直接にんじんを食べさせる「にんじんタイム」を、毎月第1・3日曜日(1月~3月の冬季は第3日曜日のみ)には、馬の博物館へご入館いただいた方を対象とした馬車・馬の試乗会「乗馬デー」を実施しています。また、春と秋の2回、「馬とあそぼうこどもの日」、「馬とのつどい」と題するイベントを開催、馬の試乗会や馬事伝統芸能等の紹介などを行うほか、春季・夏季の「1日愛馬教室」「工作教室」「お絵かきイベント」「馬博士になろう」なども実施しています。
JRA競馬博物館では、競馬の魅力を様々な視点から紹介、いっそうの理解を深める契機となるように、競走 馬・騎手・レース等を題材とした展示を開催しています。また、競馬に想を得た芸術作品の展示や児童向けの企画も実施しています。さらに、2015年(平成27)秋には『馬の学び舎(まなびや)ミュージアム・ホール』を開き、幅広い層の方々に馬の魅力を知っていただける場として、新たな活動を展開しています。
東西の競馬振興会館(Gate J.)においては、馬事文化及び競馬に対する理解の増進を期して、資料の展示や、情報を発信するための各種イベントを実施しております。
そして、2013年(平成25)に当財団は公益財団法人に移行を遂げました。これを期に、馬事文化の普及、競馬の健全な発展のための活動をさらに推進できますように、いっそうの研鑽を続けてまいります。根岸競馬場開設150周年・馬事文化財団設立40周年の記念事業にご期待ください。
横浜・根岸 馬の博物館
1859年(安政6)に横浜が開港し間もなく、居留外国人の楽しみとして競馬が始まりました。1866年(慶応2)に根岸競馬場が完成し、やがて日本人も加わった社交場として賑わいましたが、第二次世界大戦の波により70年余りの歴史に幕を閑じました。
現在、根岸競馬場は、根岸森林公園と根岸競馬記念公苑にその姿を変えています。
横浜市の管轄する根岸森林公園は、緑豊かな広大な敷地で人々の憩いの場となっており、根岸競馬記念公苑・馬の博物館は、馬と文化を伝える施設となっています。
現在、根岸競馬場は、根岸森林公園と根岸競馬記念公苑にその姿を変えています。
横浜市の管轄する根岸森林公園は、緑豊かな広大な敷地で人々の憩いの場となっており、根岸競馬記念公苑・馬の博物館は、馬と文化を伝える施設となっています。
馬の博物館
また、毎年、春と秋には特別・企画展を実施し、より深く、多彩な視点からのアプローチにより、様々な馬文化をご紹介します。
- 特別展(春)、企画展(秋)
- テーマ展(年数回)
- 学芸員による案内ツアー
- 講演会、シンポジウム など
ポニーセンター
また、馬を理解し身近に感じていただけるよう、馬とのふれあいイベント等を定期的に開催しております。
- 乗馬デー(毎月第3日曜日)
- にんじんタイム(毎週土曜日)
- 馬とのふれあいイベント など
馬に親しみ、理解して頂くイベントを開催
●馬とあそぼう子供の日(5月5日)
●馬とのつどい(10月下旬または11月上旬)