2021年4月2日
JRA競馬博物館では、4月24日(土)から8月29日(日)まで、特別展「馬術競技と馬事公苑 ~1964から2020へ~」を開催いたします。
本年夏、東京オリンピック・パラリンピック大会が開催されます。大会で実施される競技のうち、馬術は人間以外の動物が登場する唯一の競技であり、男女の区別なく行われるという特徴があります(馬術が含まれる近代五種は男女別)。馬場馬術、障害馬術、パラリンピック馬術の競技会場となっている馬事公苑は、前回(1964年)の東京オリンピックでも馬場馬術の競技会場となりましたが、もともとは幻に終わった1940年(昭和15)の東京オリンピックに向けて開設された経緯があります。また、かつては騎手養成所があり、戦時中には能力検定競走が開催されるなど、競馬にも深いかかわりがあります。
今回は、馬事公苑の歴史について関係資料を展示して紹介するとともに、オリンピック・パラリンピックで実施される馬術競技(近代五種を含む)について解説いたします。
なお、本展覧会は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の「東京2020参画プログラム(オリンピアード文化事業)」として認証を受けており、併設の大会組織委員会ブースでは大会の概要なども紹介していただいております。
〈概要〉
- 展覧会名
- 特別展「馬術競技と馬事公苑 ~1964から2020へ~」
- 会期
- 4月24日(土)~8月29日(日)
- 会場
- JRA競馬博物館 1階 ギャラリー
- 主催
- 公益財団法人 馬事文化財団
- 後援
-
公益財団法人 日本オリンピック委員会
公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会
公益社団法人 日本馬術連盟
公益社団法人 日本近代五種協会
一般社団法人 日本障がい者乗馬協会
日本中央競馬会
- 併設展示
- 東京2020組織委員会ブース
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