2023年09月29日
1923年(大正12)3月24日、法案が貴族院で可決され「競馬法」が成立しました。1905年(明治38)に桂太郎内閣の四大臣(農商務・内務・陸軍・司法)合議書決議により馬券発売が一旦は黙許されたものの、1908年(明治41)の馬券発売禁止により大きな打撃を受けた我が国の競馬界において、この法律制定は今日の競馬の礎となりました。
天皇賞の前身である帝室御賞典競走(エンペラーズカップ)は1905年(明治38)に創設され、馬券発売の黙許と禁止、競馬法の制定、1936年(昭和11)の日本競馬会設立、1948年(昭和23)の国営競馬移管、1954年(昭和29)の日本中央競馬会創立など日本競馬の変遷とともに120年近い歴史を歩んできました。
今回は、日本競馬の発展に大きな影響を与えた天皇賞の歴史を、競馬法制定100周年という記念すべき年にあらためて振り返ります。
〈展覧会概要〉
- 展覧会名
- 競馬法100周年記念特別展
「伝統の天皇賞 ~日本競馬のあゆみとともに~」
- 会 期
- 2023年10月7日(土)~10月29日(日)
※10月25日(水)~27日(金)は臨時休館
- 会 場
- 1階 エントランスホール、ギャラリー/2階 展示室3
■展覧会チラシPDFダウンロード(画像をクリックしてください)
〈ガイドツアー〉
展示の見どころを担当学芸員が解説します。
- 日 程
- 10/7(土)、10/14(土)、10/21(土)、10/28(土)
※都合により予告なく日程や内容の変更または中止する場合がございます
- 時 間
- 11:00~11:30
- 場 所
- JRA競馬博物館 1階エントランスホール
- 人 数
- 各回先着20名様
- 参加方法
- 博物館受付の申し込み用紙に必要事項をご記入ください。受付は開館時間から開始します。