テーマ展
競馬レトロポスター展
2016年12月2日
コンピュータや通信技術が著しく発達した現代、多くの企業や団体がインターネットやテレビ等のメディアを駆使して、イメージアップのための広報活動を展開しています。競馬の世界においても、幕末にわが国初の本格的な洋式競馬施設として根岸競馬場が開設されて以降、社会の風潮や世論に配慮しつつ、人々のニーズを先取りする形で、様々な層をターゲットに競馬の魅力を訴求する取り組みが行われてきました。当初居留外国人の娯楽としてスタートした洋式競馬は、時代の流れとともに大衆化が進み、競馬に対する人々の関心や価値観は大きく変化し今日に至っています。
今から約70年前の昭和20年代、わが国で企業の宣伝・広報の主役を担っていたのが、新聞やポスターに代表される活字印刷媒体でした。本展では、現在の中央競馬の前身となる「国営競馬」時代のポスターを中心に紹介いたします。当時の競馬ポスターは、競馬の存在と開催日を広く告知し、一人でも多くの国民に認知されることを目的としていました。
この機会に、デザイン的にも優れたレトロポスターをご覧いただき、その魅力に触れていただければ幸いです。
【展示概要】
- 会期:
- 12月10日(土)~平成29年2月19日(日)[予定]
- 会場:
- 馬の博物館 第3展示室
- 開館時間:
- 10時~16時30分(入館は16時まで)
- 休館日:
- 毎週月曜日、12月24日(土)~平成29年1月4日(水)
- 入館料:
- 大人100円、小中高生30円、団体(20名以上)半額
※障がい者手帳をお持ちの方は無料(付き添いの方は半額)
※毎週土曜日は小中高生無料 - お問合せ:
- 045-662-7581