秋季特別展
鞍上にて駆ける近代 御料馬・
主馬寮
・天覧競馬
2021年11月5日
明治天皇は、御料馬に数多く騎乗され、乗馬を楽しまれました。競馬場へもたびたび足を運ばれ、天覧競馬が催されました。明治38年(1905)には、現在の天皇賞へとつながる帝室御賞典が、横浜・根岸競馬場からはじまっています。馬との深いつながりは、大正天皇、昭和天皇にもひきつがれ、幼少の頃から乗馬にいそしみました。
皇室をささえる宮内省内には、馬を取り扱う部署である主馬寮(しゅめりょう)と御料牧場が設置されます。主馬寮の職員は、天皇や皇族方がお召しになる馬車をひき、御料牧場では良質な馬づくりにはげみました。また、日本競馬黎明期には先達となる騎手を輩出する一方、江戸時代からつづく古式馬術の使い手としても活躍しました。
本展では、馬とともに駆け抜けた明治・大正・昭和の歴史にスポットをあて、馬の博物館と宮内公文書館が所蔵する資料を中心に、近代の皇室と宮内省に伝わる馬文化を紹介します。
【展覧会概要】
- 展覧会名
- 秋季特別展「鞍上にて駆ける近代 御料馬・主馬寮・天覧競馬」
- 会期
- 2021年9月11日(土)~11月21日(日)
- 会場
- 馬の博物館 第2・3展示室
- 開館時間
- 11:00~16:30(入館は16:00まで)
- 入館料
- 大人200円、小・中・高校生30円 ※毎週土曜日は小・中・高校生無料 ※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額)
- 会期中の休館日
- 月・火曜日(ただし9月20日は開館)、9月22日(水)
- 主催
- 公益財団法人馬事文化財団 宮内庁宮内公文書館
※新型コロナウイルス感染症対策のため、予告なく開催期間等を変更することがあります。
【主な展示資料】
【講演会】
- 10月23日(土)午後1時~3時
-
辻岡健志(宮内庁書陵部図書課宮内公文書館)「天覧競馬こと始め」
篠﨑佑太(宮内庁書陵部図書課宮内公文書館)「宮内省御厩課の時代」 - 11月3日(水・祝)午後1時~3時
- 二ノ宮幹太(宮内庁書陵部図書課宮内公文書館)「関東大震災後の御料馬車」
金澤真嗣(馬の博物館)「乗馬倶楽部の『勃興』と皇室」
- 会場
- 馬の博物館 イベントホール
- 定員
- 各回30名
- 申込方法
- ①専用フォームに必要事項を入力のうえ送信
・お申し込みの際は、必ずプライバシーポリシーをお読みください。お申し込みはこちら(外部サイト「Googleフォーム」へ接続します)※お申し込みは、お一人様1回とさせていただきます。なお、複数回お申し込みをされても、最後のお申し込み内容のみ有効とさせていただきます。 ②通常はがきに下記必要事項を記入のうえ投函
・宛先等詳細は下記をご覧ください。<必要事項>①氏名(複数名の場合は全員の氏名)
②電話番号
③住所
④参加希望日(両日申込可)<宛先>〒231-0853 神奈川県横浜市中区根岸台1-3
馬の博物館 学芸部「秋季特別展 講演会」係※ご提供いただいた個人情報は厳重に管理し、本講演会以外の目的では使用いたしません。
- 申込受付期間
- 8月20日(金)~10月15日(金)まで
※はがきは10月15日(金)必着 ※申込人数が定員を超えた場合は抽選となります。 - 結果通知
- 受付終了後、10月19日(火)までにメール・郵送等で結果をお知らせします。
※申込受付期間を延長しました。
※今後の新型コロナウイルス感染状況等により、中止を含め記載内容が変更となる場合があります。
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【展覧会図録の販売】
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