馬の博物館開館40周年記念 春季特別展
「安野光雅の世界-歴史絵本に描かれた“
名馬面
”-」
2017年5月12日
終了しました
国際アンデルセン賞受賞・文化功労者 安野光雅氏が描く“
安野光雅(あんの・みつまさ/1926年生)氏は、1984(昭和59)年に国際アンデルセン賞、2012(平成24)年に文化功労者を受章された、世界的に活躍されている画家・絵本作家・装丁家・エッセイストです。1968年(昭和43)年、文字のない絵本『ふしぎなえ』で絵本界にデビュー。その後、旺盛な好奇心と豊かな想像力で次々と独創性に富んだ作品や、世界各地を旅して描いた淡い色調の優しい雰囲気漂う風景画を発表。また、科学や数学、文学などにも造詣が深く、その著書も多い。これまでに描かれた多くの作品は、世代を問わず多くのファンに愛され続けています。
本年、馬の博物館は開館40周年を迎えました。これを記念し、安野氏の代表作のなかで、多数の馬が登場する壮大な歴史絵本『繪本 平家物語』『繪本 三國志』、そして、馬に乗った旅人がさまざまな国や地域を旅する『旅の絵本』の3シリーズから、50点の名場面(原画)を厳選した特別展「安野光雅の世界 -歴史絵本に描かれた“名馬面”-」を開催することとなりました。
本展は、「馬」をテーマに安野氏の作品の魅力に迫る画期的な原画展です。歴史絵巻に描かれる武将や豪傑たちとともに活躍した馬、世界各地の人々の暮らしや風景に登場する馬など、安野光雅氏の世界を彩る“名馬面”をぜひお楽しみください。
本展は、安野氏の故郷である島根県・津和野町立安野光雅美術館の全面的なご協力を得て実現することができました。開催に際し、多大なるご支援・ご協力を賜りました関係者の皆様に、心より厚く御礼を申し上げます。
【展示概要】
- 会期:
- 2017年(平成29)4月22日(土)~6月4日(日)
- 会場:
- 第2・第3展示室
- 開館時間:
- 10時~16時30分(ただし入館は16時まで)
- 休館日:
- 毎週月曜日
- 入館料:
- 大人200円、小中高生30円、団体(20名以上)半額
※障がい者手帳をお持ちの方は無料(付き添いの方は半額)
※毎週土曜日は小中高生無料 - 主催:
- 公益財団法人馬事文化財団 馬の博物館
- 協力:
- 津和野町立安野光雅美術館