テーマ展
「やまとなでしこ・女性騎手の
先達
と変遷」
2017年6月14日
昨年、中央競馬に16年ぶりとなる女性騎手が誕生し、マスコミやファンの間で話題となりました。しかし、わが国の競馬史において、こと女性騎手について振り返ると、デビューすること自体、並大抵のことではなく、苦難の時代が連綿と続いてきました。
本展では、わが国における女性騎手の先達と歴史(誕生と変遷)から、過去中央・地方競馬で活躍した騎手、そして現在活躍中の騎手にスポットを当てます。
【展示概要】
- 会期
- 6月10日(土)~9月3日(日)
- 会場
- 馬の博物館 第2展示室
- 開館時間
- 10時~16時30分(ただし入館は16時まで)
- 休館日
- 毎週月曜日(ただし、7月17日は開館)
- 入館料
- 大人100円、小中高生30円、団体(20名以上)半額
※障がい者手帳をお持ちの方は無料(付き添いの方は半額)
※毎週土曜日は小中高生無料 - 後援
- 日本中央競馬会、地方競馬全国協会
- 特別協力
- (50音順)
【団体】
愛知県競馬組合、 岩手県競馬組合、 神奈川県川崎競馬組合、 高知県競馬組合、 埼玉県浦和競馬組合、 佐賀県競馬組合、 ニュートラックかみのやま、 ばんえい十勝、 ㈱ホリプロ
【個人】
Ms.Tomiko Demello、 太田陽子氏、 高橋純氏、 土屋薫氏、 中尾実紀子氏、 西原玲奈氏、 新田弥生氏、 細江純子氏、 増沢由貴子氏、 山本茜氏、 横川典視氏、 吉岡牧子氏
現役の中央・地方競馬女性騎手の皆さん - お問合せ
- 045-662-7581
見どころ
- 日本初の女性騎手「岩田富子」、ケンタッキー州を拠点に263勝した競馬先進国進出のパイオニア「土屋薫」など、知られざる新事実や貴重な写真など、本邦初公開!
- 元・現役を問わず、ご本人が使用、あるいは優勝した時などに授与された賞品など素晴らしい貴重な実物資料をご紹介!特に吉岡騎手が受賞した第1回NARグランプリ優秀女性騎手賞トロフィーや、木之前騎手がイギリスで優勝時のトロフィーなどは必見です。
- 冊子など印刷物はございません。当館のみで公開する資料をぜひご覧ください。
日本の女性騎手の歴史を築いた先達者の紹介、そして現在活躍中の現役騎手まで、全てを網羅した本展。この機会にお見逃しなく!
展示構成
パートⅠ
- 解説 女性騎手の先達と歴史(誕生と変遷)
- 女性騎手に関する歴史年表
- 日本の全女性騎手一覧
☆ピックアップ
- 幻に終わった女性騎手「齋藤澄子」
- 日本初の女性騎手誕生、騎乗速歩競走で蹄跡「岩田富子」
- 繋駕速歩競馬初の女性騎手「高橋クニ」
- 平地競馬騎手第一号、一流騎手と互角に競った「葛西(高橋)優子」
- 大舞台で華を咲かせた「新田(吉田)弥生」
- 競馬先進国進出のパイオニア「土屋薫」
パートⅡ
◎旧女王とニュー・クイーン
- 女性騎手という職業を全国区に広めた功労者「吉岡牧子」
- 現最多勝利記録保持者、カムバックしたママさん騎手「宮下瞳」
◎重賞を制し引退した地方競馬の騎手(「山本茜」中心)
パートⅢ
◎中央競馬の女性騎手
◎全現役騎手の紹介
☆ピックアップ
- オーストラリアで奮闘中の「太田陽子」と「中尾実紀子」
パートⅣ
◎代表的な海外女性騎手
- 中央競馬で活躍した女性騎手
- 代表的な騎手を一覧で紹介
主な展示資料
お断り
館内での撮影は禁止です。予めご了承ください。
また解説・年表パネル等を許可なく使用、転載等は固くお断りさせていただきます。