2018年11月30日

国営競馬をテーマとした「競馬レトロポスター展（2016～17年）」に続き、今回は第2弾として“西日本（14場）と神奈川”に絞った地方競馬の古いポスターを中心に紹介します。本展は、1950年（昭和25）頃に制作されたポスターをメインに展示しますが、当時の地方競馬ポスターは、競馬場の存在と開催日を広く告知し、一人でも多くの市民に認知されることを目的としていました。

この機会に、デザイン的にも優れたレトロポスターをご覧いただき、その魅力に触れていただければ幸いです。
なお、神奈川県のみは、地元であるため、来年5月中旬から開催を予定している“東日本編”とともに両会期中で紹介しますが、ポスターだけでなく貴重な関係資料も登場します。ご来館お待ちしております。

【展覧会概要】

展覧会名

競馬レトロポスター　－地方競馬・西日本編－

会期

12月11日（火）～2019年2月11日（月・祝）

開館時間

10：00～16：30（入館は16：00まで）

会場

馬の博物館 第3展示室

休館日

月曜日（ただし、12月24日、2019年1月14日、2月11日は開館）、
12月25日（火）～2019年1月4日（金）

入館料

大人100円、小中高校生 30円、団体（20名以上）半額
※障がい者手帳をお持ちの方は無料
※毎週土曜日は小中高生無料

協力

神奈川県川崎競馬組合、兵庫県競馬組合、鳴門市役所、中村文雄氏

【トピックス】

地方競馬レトロポスター登場

西日本（14場）と神奈川（2場）の実物ポスターを展示します。

「地方競馬場写真帖」掲載写真を1場1点ずつ紹介

帝国馬匹協会が昭和14年に発行した同写真帖は珍しく貴重な写真です。今回は各場ポスター解説パネルの中に、拡大して披露します。ただし、昭和13～14年に存在していない姫路と鳴門競馬場は協力していただき、提供していただいた他の写真となります。

優勝馬投票證や番組表などを写真で公開

地方競馬の貴重な優勝馬投票證や番組表を拡大して写真で紹介します。

神奈川県下の地方競馬コーナーでは必見の実物資料を展示

地元の神奈川県はコーナーを別に設けて紹介。戸塚競馬で優勝馬主に授与された賞品や元川崎競馬所属の佐々木竹見さんが実際着用された騎手服や鞭等を展示します。

【主な展示作品】

【展示予定ポスター一覧】

※ すべて馬の博物館蔵