企画展
やまさき拓味「優駿の門2020馬術」原画展
2021年8月6日
2020年(令和2)、日本中央競馬会は、東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせ馬術競技をテーマとした漫画『優駿の門』番外編の執筆を、やまさき拓味さんに依頼されました。同オリンピック・パラリンピックが1年延期されたため、馬術編の連載は本年も継続され、JRAのホームページで現在更新中です。
本展覧会は公開中の漫画作品の原画を中心に、前後期の2回に分け紹介いたします。
漫画『優駿の門』は1995年(平成7)から「週刊少年チャンピオン(秋田書店)」にて連載を開始しました。地方競馬の雄として中央競馬を席巻する光優馬騎手とサンデーサイレンス産駒のアルフィー号らの活躍を描いた巨編です。競走馬の宿命をとおし悲喜こもごもの人間模様を描いた感動のストーリーは、読者の琴線に触れたことでしょう。シリーズ『優駿の門 GⅠ』は、北の大地・ばんえい競馬を題材にした作品です。
さらに発表の場を2007年(平成19)から「プレイコミック(秋田書店)」に移し、『優駿の門 ピエタ』の連載を開始、『優駿の門 チャンプ』を経て『優駿の門GPグランプリ』、さらに『優駿の門』次シリーズへと継続中です。また特別編・番外編も度々執筆されています。
【展覧会概要】
- 展覧会名
- 企画展「やまさき拓味『優駿の門2020馬術』原画展」
- 会期
- 2021年6月26日(土)~9月5日(日)
前期:6月26日(土)~8月1日(日)
後期:8月4日(水)~9月5日(日)
※前期・後期で原画を全て展示替えします - 会場
- 馬の博物館 第3展示室
- 開館時間
- 11:00~16:00(入館は15:30まで)
- 入館料
- 大人200円、小・中・高校生30円 ※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額) ※毎週土曜日は小・中・高校生無料
- 会期中の休館日
- 月・火曜日(ただし8月9日は開館)、8月11日(水)
- 主催
- 公益財団法人馬事文化財団
- 協力
- 秋田書店、バディプロダクション、日本中央競馬会
※同展の写真・ビデオ等の撮影はお断りしています。
【展示構成】
- 前期
- 「1話から50話までの原画」から選定した作品(約30点)
- 後期
- 「51話から100話までの原画」から選定した作品(約30点)
※ただし後期はJRAのHPで更新されていない回は除きます - 全期
- やまさき先生執筆道具の一部、ラフデザイン、
既刊の単行本『優駿の門2020馬術』など
◎やまさき拓味(やまさきひろみ)氏プロフィール
1949年(昭和24)生まれ、和歌山県出身。1972年(同47)『鬼輪番』(原作:小池一夫)にてデビュー。さいとうたかをプロの門下生。1995年(平成7)に少年向け漫画雑誌「週刊少年チャンピオン」で『優駿の門』連載をスタート。また「ビジネスジャンプ」で実在する(した)競走馬、その馬に携わる人達の話を、綿密な取材をもとに書き上げる感動のスーパーホース列伝『優駿たちの蹄跡』を発表している。現在に至る26年間を、主に競馬を主題とした漫画を執筆し続けている競馬漫画の第一人者。
◎代表作(競馬や馬事関連のコミックス)
秋田書店少年チャンピオン『優駿の門』(全33巻)
〃 少年チャンピオン『優駿の門GⅠ』(全13巻)
〃 プレイコミック『優駿の門 -ピエタ-』(全11巻)
〃 プレイコミック『優駿の門 -チャンプ-』(全8巻)
〃 チャンピオンクロス『優駿の門GP -グランプリ-』(全5巻)
〃 マンガクロス『優駿の門 2020馬術』(既刊4巻~)
集英社ビジネスジャンプ『優駿たちの蹄跡』(全15巻)
エンターブレイン『新優駿たちの蹄跡』(全4巻)
リイド社コミック乱ツインズ 『竜蹄の門』(全4巻)
- 新型コロナウイルス感染拡大防止のため入館・見学に際して様々な協力・遵守をお願いしております。詳しくはこちらをご覧ください。