根岸競馬場開設150周年記念・(公財)馬事文化財団創立40周年記念
企画展
馬鑑
山口晃展
2017年8月2日
横浜・馬の博物館を運営する(公財)馬事文化財団は、本年創立40周年を迎えます。また、かつてこの地で賑わいを見せた根岸競馬場も開設されて150周年の節目を迎えることから、馬の博物館春の企画展ではこれらを記念し、話題の画家、山口晃の展覧会を開催します。
山口は、大和絵などの古典的な絵画手法を取り入れ、油絵具を用いた新鮮な表現で、美術界を魅了しています。大都市や空港、駅の風景を俯瞰し、その中で生きる人々の暮らしの情景を表わし、過去・現在・未来の時空を超えた大胆な表現は、日本人の精神性を透視したものであり、国内外で高い評価を得ています。特に合戦図や厩図などにみられる馬とオートバイの合体した表現は、馬の持つ潜在的能力を、現代のオートバイに重ねて、動力の力強さを捉え、逞しい日本在来馬の姿を絶妙に表現しています。
今回は、馬の作品に加えて、絵画の題材となっている古典の合戦図屏風、厩図屏風、武者図、そして刀剣、鎧・兜、日本在来馬の標本、オートバイなどを展示します。待望された新作「厩圖(うまやず)」の披露もあり、山口の精緻で魅惑的な作品と馬の博物館所蔵作品(一部借用品含む)とのコラボレーションを是非ご覧いただきたいと思います。
展覧会概要
- 会期:
- 平成28年3月26日(土)~5月29日(日)
- 会場:
- 馬の博物館 第2・3展示室
- 開館時間:
- 10時~16時30分(入館は16時まで)
- 休館日:
- 毎週月曜日
※ただし3月28日、4月4日、5月2日は開館 - 入館料:
- 大人200円、小中高生30円、団体(20名以上)半額
※障がい者手帳等をお持ちの方は無料(付添いの方は半額)
※毎週土曜日は小中高生無料 - お問い合わせ:
- 045-662-7581
イベント案内パンフレットダウンロード(画像をクリックしてください)
見どころ
- 山口晃初となる博物館での個展開催!
- 約12年ぶりとなる「厩圖(うまやず)」の新作を披露!
- 山口晃の《厩圖》と桃山時代の《厩図》(館蔵品)を並べて展示するなど、山口作品と博物資料のコラボレーションを多数実施。
- 山口晃の作品にちなみ、大型バイクと日本在来馬、刀剣や甲冑などが登場。
- 常設展示の曲り屋が、山口晃の手によってインスタレーションに!?
主な展示資料
主な展示資料
「山口晃トークショー」
4月24日(日) *事前申込制
山口晃本人が作品や展覧会について語ります。
- 開催日時:
- 2016年4月24日(日) 14時~15時半
- 場所:
- 馬の博物館 イベントホール
- 定員:
- 80名 (応募者多数の場合は抽選)
- 料金:
- 無料 (ただし入館料は必要)
- 申込:
- 往復はがきにて申込み(1枚につき2名まで申込み可能・重複応募不可)
①氏名(参加者全員)、②ご住所、③お電話番号をご記入の上、馬の博物館「山口晃トークショー」係までご郵送ください - 申込期間:
- 2016年3月29日(火)必着
- 発表:
- 4月3日(日)ごろまでに返信はがきにて抽選結果をお知らせいたします
グッズ情報
展覧会図録[1冊 1,000円(税込)]を4月29日(祝・金)より販売開始いたします。
郵送販売も承っておりますので、ご希望の場合は馬の博物館学芸部(TEL :
045-662-8105)までお問合せください。
※なお、在庫切れの場合がございますので、ご容赦ください