馬の博物館 (横浜)

テーマ展
近代日本画の中の馬

2023年02月03日

明治から昭和期にかけての馬が描かれた日本画を紹介します。日本画とは、明治時代に伝わった西洋の油彩画に対する言葉で、多くの場合、紙や絹などに墨や岩絵具などを用いて明治時代以降に描かれた絵画を指します。明治時代は、政治体制の移行や西洋からの文化の流入など、大きな変化があった時代です。それは、絵画の世界でも変わりませんでした。江戸時代以前からあった流派の混合や西洋画からの影響などを受けて、日本画が形成されていきます。

馬は人びとの生活に欠かせない存在であったため、古来より描かれて来た題材でした。それは、明治に入って絵画に大きな変化があったあとも変わりませんでした。合戦図の中で武将の愛馬として、風景画の中の一部として、馬は多くの日本画に登場します。日本画の中で活き活きと躍動する馬たちをお楽しみ下さい。

【展覧会概要】

展覧会名
テーマ展「近代日本画の中の馬」
会期
2023年2月18日(土)~4月16日(日)
会場
馬の博物館 第2展示室
開館時間
10:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料
大人100円、小・中・高校生30円 ※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額) ※毎週土曜日は小・中・高校生無料
会期中の休館日
月曜日

【主な展示資料】

※資料はすべて馬の博物館蔵
平福百穂 奔馬
川合玉堂 双馬図
小堀鞆音 騎馬人物図
小山栄達 武勇
尾竹国観 狩場 御富士

※諸事情により、記載内容が変更となる場合があります。